2-14.計算・データ処理:フィルターで抽出した数を調べるには?

SUBTOTAL関数

WorksheetFunction.Subtotal(3, セル範囲)

フィルターで絞り込んだ結果が何件あるかを返すプロパティは、VBAにありません。絞り込んだ結果の数を調べるには、ワークシート関数のSUBTOTAL関数を使います。

 SUBTOTAL関数は、指定したセル範囲のうち、非表示になっているセルを除外して集計する関数です。1つ目の引数に指定する番号に応じて、件数を調べたり、合計を求めたり、平均を求めたりできます。指定する番号は表の通りです。

 なお、VBAからワークシート関数を呼び出すには、WorksheetFunctionを用います(左参照)。

 

SUBTOTAL関数で集計する内容を指定するための番号(主なもの)

≪集計方法≫ ≪関 数≫ ≪内 容≫
1 AVERAGE 平均
2 COUNT 数値の個数
3 COUNTA 空白以外の個数
4 MAX 最大値
5 MIN 最小値
9 SUM 合計

 


フィルター機能で抽出した件数を表示

Sub Sample()

Dim cnt As Long

cnt = WorksheetFunction.Subtotal(3, Range(“C2:C8”))

MsgBox cnt & “件あります”

End Sub

 

実行結果

 

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2022年9月12日