4-02.調整:余白を調整する方法

余白を調整する方法

シートを印刷したら、ほんの少しはみ出して2ページになってしまった──。こんなときの対処法はいくつかあるが、ここでは余白を調整する方法を見ていく

 

A4用紙1枚に印刷するつもりで作成した文書が、少しだけページからはみ出した─。こん

なときに、1ページに収めて印刷する方法を知っておこう。

 方法はいくつかあるが、ここでは、「余白」を調整する方法を取り上げる。ページの上下左右には、印刷を行わない余白部分がある。これを狭めることで印刷領域を広げ、はみ出し部分をページ内に収めることができる


操作方法

【ファイル】タブ→【印刷】→余白を調整

まず「ファイル」タブに切り替え、「印刷」を選ぶ(12)。次に、「標準の余白」と書かれている部分をクリックし、一覧から「狭い」を選ぶ(34)。これで余白が狭くなり、

1ページに収まる。余白のサイズは、「ページレイアウト」タブの「余白」ボタンでも指

定できる

 

図2の方法でうまくいかないときは、手動で余白を調整する。画面右下の「余白の表示」ボタンをクリックすると(1)、プレビューの四方に余白の境界線が表示される。

ここでは、左右方向にはみ出しているので、左右の余白を表す線をドラッグして、余白を狭める(2)

 

エクセル2007では、131ページ下の印刷プレビュー画面で、「余白の表示」をチェックすると余白の境界線が表示される。あとはドラッグして調整する

 

2022年10月17日

4-01.調整:印刷プレビューで画面表示と印刷結果を事前確認する方法

印刷プレビューで画面表示と印刷結果を確認する方法

表文字が途中で切れるなど画面と違う結果になることがあります。このようなことがないように「印刷プレビュー」機能で印刷結果を事前に確認します。

エクセルで印刷したときに、文字の配置が変わったり、文字が途中で切れたりなど、画面表示と印刷結果が必ずしも一致しないの場合があります。

 そこで印刷結果を画面上で確認できる「印刷プレビュー」や、印刷イメージを見ながら編集できる「ページレイアウトビュー」機能を使って事前に確認し、問題があれば修正します。


操作方法

【ファイル】タブ→【印刷】/【表示】タブ→【ページレイアウト】

「ファイル」タブに切り替えて、左の一覧から「印刷」を選択します、印刷時のイメージを画面上で確認できる「印刷プレビュー」が画面右に表示される。

右下の「ページに合わせる」ボタンを押すと、全体表示と実サイズ表示を切り替えられます

「表示」タブに切り替えて、「ページレイアウト」ボタンを押します。すると、印刷イメージを見ながら編集できる「ページレイアウトビュー」に切り替わります。

2022年10月17日

3-17.書式:自分で設定した書式をテンプレートにする方法

自分で設定した書式をテンプレートにする方法

項目の並び順を元表と揃えた横棒グラフなど、自分で設定した書式を別のグラフにも適用したい場合の方法です

 エクセルでは、グラフに設定した書式をテンプレートとして名前を付けて保存できます。新規グラフ作成時やグラフ種類の変更時に、保存した書式を選ぶと、簡単に適用できます。


操作方法

グラフを選択→グラフエリアを右クリック→【テンプレートとして保存】

書式を設定したグラフをクリックして選択します。「グラフエリア」を右クリックして「、「テンプレートとして保存」を選択します。

テンプレートされるグラフ名うぃ入力して保存します。

次回にグラフを作成する際に、「挿入」タブの「グラフ」グループから、「おすすめグラフ」を選択するか、又は右下のマークをクリックします。

「すべてのグラフ」画面で「テンプレート」を選択します。先ほど保存した書式がマイテンプレートにあるので選択してOK します。これで書式が適用されます。

 

2022年10月17日

3-16.書式:複合グラフを簡単に作成する方法

複合グラフを簡単に作成する方法

それぞれ棒と折れ線で1つのグラフにしたい。エクセル2013以降では複合グラフを簡単に作成できるようになりました。

棒と折れ線の複合グラフの作成する場合では、グラフの種類として「集合縦棒- 第2軸の折れ線」を選択するだけでできます。

 


操作方法

表を選択→【挿入】タブ→【複合グラフの挿入】→【集合縦棒-第2軸の折れ線】

表をドラッグして選択して、「挿入」タブに切り替えます。「複合グラフの挿入」ボタンをクリックして、「集合縦棒-第2軸の折れ線」を選択します。これで複合グラフができます。

なお折れ線を「マーカー付き折れ線」に変更しい場合は、グラフを右クリックして「系列グラフの種類の変更」を選択して、開く画面で種類を変更できます

 

2022年10月17日

3-15.書式:棒グラフと折れ線グラフを同時に表示する方法

棒グラフと折れ線グラフを同時に表示する方法

2つの系列のデータがあるグラフで、片方を棒グラフ、他方を折れ線グラフなどで異なる種類の複合グラフで表示したい場合に簡単に作成する方法です。

 

 こんなときは、まずは通常の棒グラフを作った後に、片方の系列を折れ線グラフに変更すします。折れ線グラフ用の軸(第2軸)を表示します。


操作方法

棒を右クリック→【系列グラフの種類の変更】→【マーカー付き折れ線】→折れ線を右クリック→【データ系列の書式設定】→【第2軸】

まずは通常の棒グラフを作成します。次にグラフを右クリックして、「系列グラフの種類と軸を変更」を選択します。

すべてのグラフの一覧から、「組み合わせ」を選択して、「データ系列に使用するグラフの種類と軸を選択してください」で各種の内容に沿って選択します。

右側にデータ表示したいグラフ(今回は折れ線グラフ:粗利高)を、「第2軸」を選択して「OK」にします。

2022年10月14日

3-14.書式:折れ線グラフの線が途中で切れないようにする方法

折れ線グラフの線が途中で切れないようにする方法

折れ線グラフで、元表のデータに空白があると、そこで線が途切れてしまいます。空白のセルを無視して、前後のデータを線でつなぐ方法です。

 

 まずグラフを右クリックして「データの選択」を選択します。開く画面で「非表示および空白のセル」ボタンをクリックします。次の画面で「データ要素を線で結ぶ」をチェックします。


操作方法

グラフを右クリック→【データの選択】→【非表示および空白のセル】→【データ要素を線で結ぶ】

グラフを右クリックして、開くメニューで「データの選択」を選択します。

「データソースの選択」画面で、「非表示および空白のセル」ボタンをクリックします。

次に開く画面で、「空白セルの表示方法」の「データ要素を線で結ぶ」をチェックして「OK」を押します。

2022年10月14日

3-13.書式:グラフと表のタイトルをリンクさせる方法

グラフと表のタイトルをリンクさせる方法

元表の数値を修正すると、グラフも自動的に変更されます。ただグラフタイトルだけは、元表のタイトルを変えてもそのままになってしまいます。グラフタイトルが自動変更されるようにリンクを設定しておきます。

グラフタイトルを選んでから、数式バーに「=」と入力して、元表のタイトルのセルをクリックして確定してリンクさせます。


操作方法

グラフタイトルを選択→数式バーに「=」と入力→元表のタイトルのセルをクリック→ Enter

 

まずグラフタイトルをクリックして選択状態にして、数式バーに半角で「=」(イコール)と入力します。

そして、元表のタイトルを入力したセル(B1)をクリックします。すると数式バーに「=シート名! $B$1」などと、シート名とセル番地が入力されるので、「Ent er 」キーを押して確定します。

これで、元表のタイトルがそのままグラフタイトルになります

元表のタイトルを書き換えると、それに合わせて自動的にグラフタイトルも変更されます。

2022年10月14日

3-12.書式:グラフの並び順を変更する方法

グラフの並び順を変更する方法

横棒グラフを作成すると、項目名の並びが元表と逆になってしまいます。設定変更すれば、同じ並び順にすることができます。

エクセルで横棒グラフを作ると、項目名の上下の並びが、元の表と逆になってしまいます。元表では項目名が「6月」から「9月」の順に並んでいたのに、「9月」が上になってしまうので、元表と同じ並び順に変更したい場合の方法です。

 これは、「軸の書式設定」画面で設定します。軸のオプションにある「横軸との交点」の「最大日付」「日付を逆順にする」をチェックすると、項目の並びが元表と同じになります。

 

操作方法

縦軸の項目名を右クリック→【軸の書式設定】→軸のオプション/横軸との交点【最大日付】と【日付を逆順にする】をチェック

 

まずグラフの縦軸の項目名の上で右クリックして、「軸の書式設定」を選択します。

右画面「軸の書式設定」画面で、横軸との交点「最大日付」「日付を逆順にする」の2カ所をチェックします。これで、元表と同じ並びになります。

 

 

2022年10月14日

3-11.書式:円グラフの一部を切り離して強調する方法

円グラフの一部を切り離して強調する方法

円グラフでデータの一部を切り離して配置させたい場合の方法です。

 円グラフでは、扇形の色が最初から異なるので、切り離して目立たせたい場合に、円グラフの内部をクリックして選択して、切り離したい扇形の部分を、外側に向けてドラッグするだけで切り離せすことができます。


操作方法

扇形をクリックして選択→外側にドラッグ

まず、円グラフの切り離したい扇形を2回クリッ クして選択します。次に、切り離したい扇形を、外側にドラッグします。これで、切り離して表示することができます。

 

※操作をせずにいきなり扇形をドラッグすると、すべての扇形が切り離されるので注意しよう

別方法として、切り離したい扇形をゆっくり2回クリックして1つだけ選択された状態にします。その扇形を右クリックして「データ要素の書式設定」を選択します。開く設定画面の「要素の切り出し」で、スライドバーや数値で切り離す位置を指定して切り離すことができます。

2022年10月14日

3-10.書式:グラフの一部だけ色を変えて強調する方法

グラフの一部だけ色を変えて強調する方法

グラフで、データの特徴的な部分だけを強調したい場合などに、色を変えて表示したいなどで、一部の棒だけ色を変える方法です。

色変更したい棒グラフをゆっくり2回クリックして選択すします。1クリックでは、同じデータ系列にのすべての棒が選択されるので、注意が必要です。


操作方法

棒をゆっくり2回クリックして選択→【グラフのデザイン】【書式】タブ→【図形の塗りつぶし】

まず、色を変えたい棒をゆっくり2回クリックし、その棒だけが選択された状態にする。単にクリックするだけだと、すべての棒が選択されてしまうので注意が必要です。

 

あとは、「グラフのデザイン」「書式」タブに切り替えて、「図形の塗りつぶし」から色を選択します。

 

2022年10月14日